AI講師のための学習ロードマップ

教える相手の、
一歩先を歩き続ける。

1対1で経営者に伴走すると、逃げ場がありません。「なぜそうなるのか」に即答できるかどうかが、そのまま商品価値になります。ここは、いまの現在地から、上級編を教えられる水準まで進むための道順です。全部やる必要はありません。教える予定のPhaseまで進めば足ります。

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いまの現在地

AIは毎日使っている。コードは書かない。 この地点は、基礎編6回を教えるには十分です。足りないのは上級編で、特に第7回(自動化)・第9回(多工程)・第10回(品質測定)は、自分で一度通っていないと教えられません。Phase 2と3が最優先です。

1

教える型を固める

いますぐ / 週3〜4時間 × 3週
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なぜ先にこれか。自分が無意識にやっている判断を言葉にしていないと、教えられません。1対1では受講者が遠慮なく「なぜ?」と聞いてきます。技術を足す前に、いま持っているものを教材の形に変えるほうが早く効きます。

これができたら次へ受講者の「なぜそうするんですか」に、その場で理由まで答えられる。
2

つなぐ

1〜2か月 / 週4〜5時間
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ここが分岐点。「AIを使える人」と「AIで仕組みを作れる人」が分かれる場所です。上級編 第7回・第8回はここを通っていないと教えられません。コードは書かなくて構いません。

これができたら次へ自分の商売が1本、自動で回っている。壊れたら通知が来る。

注意:ツールを増やさないこと。3つ浅く触るより、1つを深く使えるほうが教えられます。

3

コードを読む(書かなくていい)

2〜4か月 / 週4〜6時間
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なぜ必要か。自動化は必ず壊れます。受講者の環境で壊れたとき、原因を特定できないと1対1の伴走は成立しません。ゼロから書けるようになる必要はありませんが、読めないと詰みます。

これができたら次へAIが書いたコードのバグを、自分で原因まで辿れる。

やらなくていい:ゼロから書けるようになること/フレームワークの習得/アルゴリズムの勉強/プログラミングの資格。

4

仕組みの中身を理解する

4〜8か月 / 週3〜5時間
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ここが差になる。「AIを使える講師」は増えました。「なぜ間違えるのかを構造で説明できる講師」と「品質を数字で語れる講師」は、まだ少ない。上級編 第9回・第10回を教えるための土台でもあります。

これができたら「なぜそうなるのか」を構造で答えられる。品質を数字で語れる。
5

教える商売として組み立てる

Phase 1 と並行して継続
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技術だけでは案件になりません。1対1の講師にとって最大の商品価値は、実は技術力ではなく事例の在庫です。「他社もそこでつまずきます」と言えるかどうかが、受講者の安心を決めます。

目指す状態紹介で次の案件が来る。事例が業種ごとに揃っている。

やらなくていいこと

この分野は「やるべきこと」より「やらなくていいこと」を決めるほうが難しく、そして効きます。以下はすべて、面白いけれど中小企業向けの1対1講座には効きません。

×最新モデルの発表を毎回追いかける月1回まとめて確認すれば足ります。追いかけている時間で事例を1つ作るほうが売上になります
×ファインチューニング・自前モデルの構築中小企業の案件でまず出番がありません。必要になったときに外部に頼めば済みます
×プロンプト関連の資格・検定実物の事例のほうが、受講者にも紹介元にも説得力があります
×ゼロからコードを書けるようになること読めれば足ります。書くのはAIの仕事です
×すべてのツールを試すこと1つを深く使えるほうが教えられます。ツールの数は説得力になりません
×論文を読むこと面白いですが、経営者の役には立ちません。優先度は最後です

週次のルーティン

まとまった時間を取ろうとすると続きません。週に3時間を分けて置きます。

MON30分先週の受講者からの質問を見返す。答えられなかったものを1つ調べる
WED60分いまのPhaseのやることを1つ進める。手を動かす枠
FRI30分情報源5つを流し読み。教材に効くものだけメモする
月末90分教材の棚卸し。古い記述を直し、事例を1つ足す

毎月、自分について記録する4つ

受講者に効果測定を教える立場なので、自分も測ります。数字が動かない月が続いたら、Phaseの選び方を間違えています。

指 標見かた目安
答えられなかった質問の数減っていれば、その領域は身についている減少
事例ストックの数1対1の講師にとって最大の在庫月 +1
自分が自動化した業務の数教える内容を自分でやっているか四半期 +1
教材を更新した回数更新が止まった教材は半年で古くなる月 1回