受講成果物イメージ / 1対1版

経営者のためのAI実装講座12回で、
持ち帰るもの。

ChatGPTは、もう使っておられると思います。それでも「仕事の形が変わった」とまでは言えない。この講座が埋めるのは、その間にある距離です。持ち帰るのは知識ではなく、自社の業務でそのまま動く「もの」7点です。

形式
1対1
回数
全12回
1回
120分
時間
計24時間
成果物
7点

成果物サンプル(記入済み・PDF/9ページ)

説明より、現物のほうが早いと思います。金属加工業・従業員18名の会社が24時間で作ったものとして、業務棚卸しシート/自社プロンプト集/専用AI仕様書/12か月ロードマップ/効果測定シート/3年構想の6点を、埋まった状態で載せています。掲載している社名・数値はすべて架空です。

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01

受講前と、修了時。

同じ会社の、12回のあいだの変化です。特別なIT人材を採用したわけでも、新しいツールを何本も増やしたわけでもありません。

受講前

  • ChatGPTは毎日のように開いているが、会話は使い捨てで何も残っていない
  • うまくいった指示文が、次の日にはもう見つからない
  • 見積・議事録・請求書づくりに、社長自身が毎月30時間以上使っている
  • 情報漏洩が心配で、社員に何をどこまで許すか決めていない
  • 効果を聞かれても「たぶん速くなった」としか言えない
全12回
24時間

修了時

  • 自社の業務に使える指示文が15本、決まった場所に蓄積されている
  • 自社の資料を読んで答えるAIが動き、社員が実際に使っている
  • 人が転記していた工程が自動で流れ、止まれば気づく仕組みがある
  • AIの答えの品質を、毎月同じ10件で採点して数字で言える
  • 推進役・費用・権限が紙になっていて、講師がいなくても回る
  • 3年後にAIが何をしていて、人が何をしているかを自分の言葉で語れる
02

成果物ができあがるまでの12工程。

各回の終わりに、必ず形になったものが手元に残ります。前の回の成果物が次の回の材料になる積み上げ式です。基礎編だけで区切ることもできます。

基礎編 ── 自分の技を、会社の仕組みに移す
第01回

現状把握と地図づくり

いまの使い方を画面共有で実演してもらい、講師は口を出さずに観察する。そのうえで業務を棚卸しし、AI化の候補を3つに絞る。

手元に残るもの業務棚卸しシート
(AI化候補3業務が確定)
第02回

今のChatGPTの使い方を作り直す

指示の型(役割・前提・依頼・制約・出力形式)で書き直し、カスタム指示とプロジェクトで「毎回説明し直す」をやめる。

手元に残るもの自社プロンプト集 v1(5本)
カスタム指示/プロジェクト1つ
第03回

文書とコミュニケーションのAI化

会議の録音から議事録とタスク表まで一気通貫。自社の文体を覚えさせ、社員がそのまま使えるテンプレートに仕上げる。

手元に残るもの自社プロンプト集 v2(10本)
社内文書テンプレ3種
第04回

数字と判断のAI化

自社の売上データを読ませて示唆を引き出す。計算はAIに任せず必ず検算する手順まで身につける。

手元に残るもの分析プロンプト
月次レポート雛形
第05回

自社専用AIをつくる

社内資料を読み込ませ、「資料にないことは答えない」設定まで含めて構築する。実データで動くところまでやりきる。

手元に残るもの実働するAIツール 1つ
社内AI利用ルール(A4一枚)
第06回

社内へのお披露目と12か月計画

社員に同席してもらい、社長自身の言葉で説明する。出てきた不安や反対意見を、そのまま次の設計の材料にする。

手元に残るもの12か月AI化ロードマップ
社内説明の完了
上級編 ── 仕組みでつなぎ、組織に載せる
第07回

手作業のつなぎ目をなくす

人が貼り付けていた工程を自動でつなぐ。いま使っている基盤の中で組み、ツールは増やさない。

手元に残るものつながった自動化フロー1本
(通知と手動代替手順つき)
第08回

社内の知識を検索できるようにする

社内資料を読んで出典つきで答えるAIをつくる。10問投げて精度を測り、答えられなかった質問を記録する。

手元に残るもの社内ナレッジ検索AI
不足資料リスト
第09回

複数の工程をまとめて任せる

3工程以上の仕事を渡す設計へ。どこまで任せ、どこで人が止めるかを工程図に落とし、わざと壊して確かめる。

手元に残るもの多工程タスク設計書
(工程図+確認ポイント)
第10回

品質を測る・壊れたら気づく

「なんとなく良くなった」を終わらせる回。正解セット10件をつくり、毎月同じ問題で採点する手順を決める。

手元に残るもの正解セット10件
月次チェック手順書
第11回

組織に載せる

推進役・権限・費用・効果測定を紙にする。講師がいなくなっても回る状態をつくる、実質の仕上げの回。

手元に残るもの推進体制図/権限・費用管理表
効果測定シート
第12回

AIを前提に事業を組み直す

道具の話を終え、事業の話に戻る。浮いた時間と変わった原価構造を、提供価値と人員計画に接続する。

手元に残るもの3年構想(A4一枚)
改訂版12か月ロードマップ
03

持ち帰るもの ① 自社プロンプト集

すでに書けている指示を、二度と書き直さなくてよい形にして残します。いつ・誰が使い、何を確認するかまで添えてあるので、社員にそのまま配れます。

①

収録例:No.07 値上げのお願い文をつくる

実際に受講者が作成する1枚の見本です(製造業のケース)
PROMPT No.07見積・価格交渉

値上げのお願い文をつくる

役割
あなたは金属加工業の営業担当です。
前提
取引15年の建設会社が相手。材料費が前年比18%上昇。値上げ幅は8%。担当者とは良好な関係。
依頼
値上げのお願い文を作ってください。
制約
関係を壊さない/根拠の数字を入れる/600字以内
出力
件名+本文。丁寧語。押しつけがましくしない。
いつ使う仕入価格が変わったとき
だれが使う社長・営業担当
確認すること数字が実際の値と合っているか
INDEX基礎編修了時 全15本

プロンプト集の目次(例)

見積・価格
06過去実績から見積の根拠を組み立てる
07値上げのお願い文をつくる
08相見積で負けた理由を整理する
会議・記録
01録音から議事録と決定事項を出す
02議事録からタスク表をつくる
03現場メモを日報の形に整える
顧客対応
09問い合わせへの一次回答案をつくる
10丁寧なお断りの返信をつくる
11クレームへの初動返信を組み立てる
採用・社内
13求人原稿を媒体ごとに書き分ける
14作業手順を新人向けに書き直す
数字・分析
15売上データから伸びと落ちを説明させる
04

持ち帰るもの ② 実働するAIツール

第5回で、自社の資料を読み込ませたAIアシスタントを1つ構築します(ChatGPTのプロジェクト機能を使うので、無料プランでも作れます。社員に配れる形にする場合は法人プランが必要です)。「作って終わり」にしないため、演習中に自社の本物のデータで動かすところまでやりきります。担当者が替わっても回るよう、仕様書の形で残します。

②

構築例:見積根拠アシスタント

従業員18名・金属加工業のケース
AI ASSISTANT SPEC作成:第5回 演習
① 名前
見積根拠アシスタント
② 誰に使わせるか
社長・営業担当2名(第6回時点で事務1名にも展開済み)。実名で書きます。「全社員」は不可
③ できること
過去の見積実績をもとに、新規案件の概算金額と、その根拠になった類似案件を提示する
④ やらせないこと
金額を確定しない(幅で示すまで) / 客先に直接出す文面は書かない / 資料に記載がない場合は「記載がありません」と答え、推測しない
⑤ 載せる資料
過去3年分の見積書(142件・顧客名は記号化)/材料単価表(2026年4月版)/標準工数表。版と範囲まで書きます
⑥ 出力形式
①概算金額(幅で表示) ②内訳(材料費・加工費・その他) ③根拠になった過去案件3件と、その相違点
⑦ 人が確認する箇所
材料単価が最新版か / 挙げてきた類似案件の品番が実在するか / 金額の幅が広すぎないか
業種の例つくるものの例対象業務の時間
製造・加工過去実績から見積根拠を作る支援ツール1件 60分 → 20分
小売・飲食仕入・売上データから週次サマリーを作るツール週 3時間 → 30分
建設・工事現場報告メモから日報と請求資料を作るツール1日 40分 → 10分
士業・サービス問い合わせへの一次回答案を作るツール1件 20分 → 5分
共通会議の録音から議事録とタスク表を作るツール1回 90分 → 15分
この数値について。上表は講座で目標として提示する水準であり、実績値ではありません。第12回の成果報告で受講各社の実測値を集め、次期の募集資料ではその数字に差し替えてください。実在の企業名を伴う事例は、本人の了解を得たうえで掲載してください。
05

持ち帰るもの ③〜⑥ 上級編でつくる4点

基礎編で「動くもの」が1つできたあと、上級編ではそれを仕組みに変えます。ここが、単発のセミナーと決定的に違うところです。

③ 第7回

つながった自動化フロー

人が転記していた工程が自動で流れる状態を1本つくります。判断が入る工程・金額が確定する工程・社外に出る工程は、あえて人が止める設計にします。止まったときに気づく通知と、手動に戻す手順つき。

④ 第8回

社内ナレッジ検索AIと、不足資料リスト

社内資料を読んで出典つきで答えるAI。同時に「答えられなかった質問」が一覧になります。これは資料が存在しないか、社長の頭の中にしかない知識であり、そのまま事業承継の課題リストになります。

⑤ 第10回

正解セット10件と月次チェック手順

自社のAIの答えを毎月同じ10件で採点します。所要20分。モデルが更新されて出力の傾向が変わっても、その月のうちに気づけます。品質を数字で社内に説明できるようになります。

⑥ 第11回

推進体制図・権限/費用管理表・効果測定シート

誰が決め、誰が回し、誰が作り、誰が守るか。契約の名義と月額、退職時の手順。そして時間・品質・範囲・金額の4行で測る仕組み。講師がいなくなっても回る状態を紙にします。

06

持ち帰るもの ⑦ 12か月ロードマップと3年構想

第6回でロードマップを作り、社員の前で説明します。第12回では、上級編で得た手応えを踏まえて書き直し、3年構想に接続します。経営計画の付属資料として、そのまま金融機関や補助金申請にも使える粒度にします。

⑦

記入例:第6回時点の12か月ロードマップ

先ほどの金属加工業(従業員18名)の続きです
〜 3 か月

見積根拠アシスタントを定着させる

営業2名が毎日使う状態にする。出てきた金額のズレを記録し、参照資料を月1回更新する。増やさない。
担当:社長+営業2名
月額 約3,000円 / 月10h削減
4 〜 6 か月

議事録と日報を2つ目の対象にする

現場リーダーに使い方を引き継ぐ。紙の作業日報をスマートフォン入力に切り替える。
担当:現場リーダー
追加 約3,000円 / 月15h削減
7 〜 9 か月

受注メールから台帳への転記をつなぐ

上級編で組んだ自動化を本番運用に載せる。止まったときの通知先と、手動に戻す手順を周知する。
担当:事務1名
月8h削減 / 転記漏れの解消
10 〜 12 か月

品質チェックを月次業務に組み込む

正解セット10件を毎月流し、点数を経営会議に報告する。顧客向けサービスへの応用可否をここで判断する。
担当:推進役
月20分 / 次年度予算に計上
ロードマップに必ず書くこと。各期の担当者と、「やめる判断の基準」です。始める基準しか書かれていない計画は、うまくいかなかったときに誰も止められません。
07

投資対効果の考え方。

第6回と第11回で、削減できた時間を経営数値に換算します。下記は講座で使う試算の型で、数値は説明用の一例です。受講者は自社の人件費単価と実測時間を入れて計算します。

削減時間(1社あたり・月)10.0 時間
人件費単価(社内の目安)× 3,000 円
月あたりの効果30,000 円
AIサービス利用料(法人プラン2席)− 7,800 円
差引・月あたり22,200 円
年間換算 266,400 円 / この数字と受講料を並べて、投資判断をしていただきます
金額だけで語らないこと。上記はいずれも試算のための仮の数字です。中小企業でのAIの効果は「効率化」に出ますが、実際の価値は品質(やり直しの減少)と範囲(使える人と業務の広がり)に出ることが多くあります。講座では「浮いた時間で何をするか」までを必ずセットで考えます。時間が浮いただけでは、経営数値は動かないためです。
08

受講前後に、現在地を測ります。

申込時と修了時に、同じ「AIスキル診断シート」に回答していただきます。20問・80点満点で、AIの利用状況とスキル・社内体制の2軸から現在地を5段階で判定します。加えて初回の120分では、実際の操作を画面共有で見せていただき、自己申告とのずれも確認します。

点数帯レベルこの段階の課題
0 〜 15Lv.1 検索代わり指示の型と、文脈の与え方から
16 〜 31Lv.2 お試し使いどころを決めて習慣にする
32 〜 47Lv.3 個人活用社内に横展開する型をつくる
48 〜 63Lv.4 業務組込ルール整備と投資判断
64 〜 80Lv.5 組織展開事業モデル側への応用
目標水準。診断スコア+25点以上(Lv.1の受講者がLv.3に到達する水準)/実働ツールを構築 100%/1社あたり月10時間以上の削減/修了3か月後の継続利用70%以上。1対1のため、進度は受講者に合わせて調整します。
09

はじめ方と、日程のこと。

ご相談から開始までお問い合わせ → 30分の打ち合わせ(現状と、AI化したい業務をお聞きします)→ お見積りと日程のご提案 → ご契約 → 事前診断のご回答 → 第1回。お問い合わせから初回まで、通常3〜4週間いただいています
所要期間全12回・隔週で約5.5か月。第6回と第12回は社員の方にご同席いただくため、その2回は1週間前に30分の打ち合わせを別枠でお願いします
日程の決め方第1回で12回分の日程をすべて確定させます。前の回の成果物が次の回の材料になるので、途中で回数を組み替えない設計です
助成金をお考えの場合全12回=24時間なので、人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の実訓練時間の要件は満たします。ただし計画届を訓練開始日の6か月前から1か月前までの間に出す必要があるため、日程を決める前にご相談ください。支給の可否は労働局が判断するもので、当方は保証も申請代行もいたしません。社会保険労務士等をご紹介します
開始できる時期この制度は令和8年度末までの時限措置です。隔週12回で約5.5か月かかるため、助成金を使う場合は年度をまたぐかどうかを開始前にご確認ください
まずは30分、お話を聞かせてください。「うちの場合は何から手をつけるべきか」だけでも、その場でいくつかお答えできます。受講を決めていただく必要はありません。