経営者のための AI実装講座 / 受講のご案内

12回で、ChatGPTを
「会社の仕組み」に変えます。

この講座は、AIの知識を聞く講座ではありません。毎回、御社の実際の書類・数字・業務を題材にして、その場で動くものを1つずつ作ります。修了時にお手元に残るのは、資料ではなく「使えるもの」です。

形式1対1・オンライン
回数全12回
1回120分
間隔隔週
通し24時間
01

受講が決まったら、3つだけ。

初回までにお願いすることは多くありません。準備に時間をかけていただく必要はないので、気負わずにお願いします。

1

AIスキル診断にご回答ください(所要10分・パソコン推奨)

URLは講師からお送りします。正解を答える必要はありません。素直な現状をご記入ください。点数が低いことは全く問題なく、むしろ伸びしろの大きさを示します。特に「時間がかかっている業務」の欄が、そのまま初回の題材になります。ここだけは具体的にお書きいただけると助かります。

2

初回の日程と、第6回・第12回の日程を決めます

第6回と第12回は社員の方に同席していただく回です。当日になって「予定が合わない」となりがちなので、初回の時点で12回分の日程と、この2回に出ていただく方の予定を先に押さえます。

3

初回の3営業日前に、15分だけ接続テストをします

画面共有・音声・録画の3点だけ、別枠で確認させてください。初回の120分を接続トラブルで潰さないためです。ChatGPTのアカウントがまだの場合も、この15分で一緒に作ります。当日はやり直しません。

02

初回にご用意いただくもの。

すべて普段お使いのもので構いません。きれいに整えていただく必要はありません。むしろ、普段のままのものを拝見したいのです。

機密に触れるものは、社名・個人名を伏せていただいて構いません。伏せ方も初回でお伝えします。ただ、1対1ですので他社の目はありません。実物をそのままお使いいただいたほうが、実演がそのまま実務になります。どこまで出すかは、初回に一緒に線を引きましょう。
初回は、教える回ではなく「拝見する回」です。まず20分ほど、普段どうChatGPTをお使いかを伺います(画面を見せていただけると、なお助かります)。うまくやろうとしなくて大丈夫です。むしろ、いつも通りのほうが役に立ちます。その上で、御社のどこにAIを当てるかを一緒に決めます。
03

毎回の120分は、こう進みます。

毎回、講師が説明し、画面で操作してお見せしながら進めます。題材は御社の実際の業務です。

0〜15分前回の宿題の結果を伺います 作ったものを1回使ってみて、どうだったかをお聞きします。使えていなくても責めません。その場で使い方を確かめます
15〜35分今日のテーマと、講師のデモ 必ず失敗例からお見せします。うまくいく例だけ見ても、実務では再現できないからです
35〜90分御社の実データで実演します 講師が画面で操作してお見せし、その場で御社の形に仕上げます。ここが講座の本体です
90〜105分業務への組み込みを決めます 作ったものを「いつ・誰が・どの場面で」使うかを、その場で言葉にして書き留めます
105〜115分宿題を1つだけ決めます 複数は出しません。いつ使うかを、その場で決めます
115〜120分予備・ご質問
宿題は必ず1つだけ、15分で終わる大きさにします。やれなかった回があっても大丈夫です。2回続いたら、それは宿題の出し方が悪いということなので、こちらで削り直します。遠慮なくおっしゃってください。
回によって、実演の時間が長くなります。第5回・第8回・第10回は65分、第11回は75分です。その分、前後の説明を短くします。そして初回だけは進み方が違います——教える回ではなく、いまの使い方を拝見して12回の設計を決める回なので、上の表とは別の進行になります。当日ご案内します。
04

12回で、何を持ち帰るか。

前の回に作ったものが、次の回の材料になります。積み上げ式なので、順番に進みます。基礎編(1〜6回)だけでも、社内で回る形にはなります。

回テーマこの回で手元に残るもの
第1回現状把握と地図づくり業務棚卸しシート(AI化する業務 上位3つ)
第2回今のChatGPTの使い方を作り直す頼み方の型と、保存した頼み方/毎回説明し直さなくて済む設定/毎朝のまとめ(自動)
第3回文書とコミュニケーションのAI化指示文 10本/社員が使える文書テンプレート3種
第4回数字と判断のAI化分析用の指示文/月次レポートの雛形
第5回自社専用AIをつくる自社の資料を読んで答えるAI 1つ/AI利用ルール(A4一枚)
第6回社内へのお披露目と12か月計画 【社員同席】12か月のロードマップ/社内説明の完了
第7回手作業のつなぎ目をなくす自動で流れる業務フロー 1本
第8回社内の知識を検索できるようにする社内資料を検索できるAI/足りない資料の一覧
第9回複数の工程をまとめて任せる工程図と「人が確認する場所」を書いた設計書
第10回品質を測る・壊れたら気づく正解セット10件/毎月20分のチェック手順
第11回組織に載せる推進体制図/権限・費用の管理表/効果測定シート
第12回AIを前提に事業を組み直す 【社員同席】3年構想/書き直した12か月ロードマップ
第6回と第12回は、社員の方に同席していただきます。社長がご自身の言葉で「うちはAIをこう使う」と説明する回です。1対1のままだと、せっかく作ったものが社長の中に閉じてしまいます。ここで社内に開くために置いている回なので、日程の確保にご協力ください。人数より、実際に使うことになる方が来てくださることが大事です。
05

各回の前に、ご用意いただくもの。

各回の3日前に、この行の内容をメッセージでお送りします。前もって全部そろえていただく必要はありません。

回お手元にご用意いただくもの
第2回週に3回以上やっている文書業務を1つ決めておく/会社概要の文章
第3回社内で量の多い文書3種の実物/最初に渡す社員の方を1名決めておく
第4回直近12か月の月次数値(Excel等)/前月の会議資料
第5回専用AIに載せる自社資料 3〜5本(就業規則・価格表・FAQ など)
第6回発表資料(5枚以内・一緒に作ります)/社員の方の出席確保/1週間前に30分の打ち合わせ(別枠)
第7回社内のメール・ファイル共有の管理担当がどなたかを確認しておく
第8回対象にする領域の資料一式/過去に社内で出た質問 10件
第9回3工程以上ある業務を1つ選んでおく
第10回社内で実際に出た質問・依頼 10件
第11回契約中のサービスの月額一覧/契約の名義がわかるもの
第12回今期の事業計画/社員の方の出席確保
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この講座で使う言葉。

講座中に説明する時間がもったいないので、先にお渡ししておきます。覚える必要はありません。出てきたときに戻ってきてください。

プロンプト
AIへの指示文。長さより、前提と条件が入っているかが効きます
カスタム指示
全部の会話に自動で効く前提設定。会社の自己紹介を毎回書かずに済みます
プロジェクト
会話と資料をまとめておく箱。業務ごとに分けて使います
専用AI
自社の資料と指示をあらかじめ仕込んだAI。本講座ではプロジェクトの形で作ります。無料プランでも作れて、社員の方と共有もできます(無料は5人、Go・Plusは10人、Proは100人まで)
ハルシネーション
AIがもっともらしい嘘を言うこと。無くなりません。前提として仕組みを作ります
コンテキスト
AIが一度に読める情報量。長くなるほど前の話を取りこぼします
モデル
AIの本体。定期的に入れ替わり、入れ替わると出力の傾向も変わります
トークン
AIが文章を数える単位。日本語はおおむね1文字1〜2トークンです。料金や「一度に読める量」の基準になります
API
自社のシステムからAIを呼び出す仕組み。社長が触る必要はありません
ナレッジ検索
自社資料を検索させてから答えさせるやり方。第8回で扱います
エージェント
複数の工程を続けて実行させる使い方。第9回で扱います
MCP
自社のシステムとAIをつなぐための共通の作法。今は名前を知っていれば十分です
学習に使われる
入力内容がAIの改善に使われるかどうか。契約プランと設定で決まります。第1回で一緒に確認します
ファインチューニング
AI自体を自社向けに作り替えること。中小企業では原則不要です。本講座では扱いません
評価(eval)
AIの答えを採点して品質を測ること。第10回で扱います
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よくいただくご質問。

入力した情報は、AIの学習に使われますか。

ご契約のプランと設定で決まります。曖昧にお答えできる話ではないので、第1回で実際に設定画面を開いて一緒に確認します。そのうえで、何を入れてよくて何を入れないかを決めます。

有料プランにする必要はありますか。

使う機能から逆算してご判断ください。無料プランはファイルの追加が1日3件まで、メールをきっかけにした自動実行はPlus以上です。資料を読ませる第3回以降や自動化の第7回では、有料プランのほうが幅が出ます。ただしこちらから契約をお勧めすることはしません。必要な機能と金額をお示しして、判断はお任せします。

AIを入れると、人を減らすことになりますか。

この講座では、人を減らす話はしません。空いた時間を何に移すかを考えます。減員を目的にした導入は、社内で必ず止まります。第6回で社員の方に説明していただく際も、ここが一番効く論点になります。

AIが間違えたら、誰の責任になりますか。

出力を使った人と会社にあります。だからこそ、どこで人が確認するかを設計します。第5回でルールを作り、第9回で確認ポイントの置き方を扱います。「全部AIに任せる」設計にはしません。

うちの業界は特殊なので、使えないのでは。

特殊なのは判断の部分で、その周りの定型業務はどの業界も驚くほど似ています。第1回の業務棚卸しで、実際にどこが共通していてどこが特殊かを分けます。

社員が勝手に使っているようなのですが。

よくあります。禁止するより、使ってよい範囲を明示するほうが安全です。第5回でA4一枚の利用ルールを作ります。項目は5つまでに絞ります。増やすと読まれないからです。

今から始めて、遅くないですか。

遅くありません。中小企業のAI導入率はまだ2割前後です。むしろ障壁の第1位は「活用事例の情報が足りない」ことで、つまりまだ誰も自社の形を持っていない段階です。

パソコンが得意ではないのですが。

問題ありません。プログラミングは一切扱いません。講師もコードは書きません。操作は講師が画面でお見せしますので、ご自身で操作していただく必要はありません。会話の中で、御社の業務について教えていただければ十分です。

助成金は使えますか。

人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の要件に該当する可能性があります。全12回=24時間なので、実訓練時間の要件は満たします。ただし支給されるかどうかを決めるのは労働局であって、私ではありません。可否を保証することも、申請を代行することもいたしません。ご希望があれば、社会保険労務士や認定経営革新等支援機関をご紹介します。計画届は訓練開始日の6か月前から1か月前までの間に出す必要があるので、お考えでしたら日程を決める前にご相談ください。

途中で1回休んだら、どうなりますか。

前の回の成果物が次の回の材料になる作りなので、飛ばさずに個別の補講を入れます。日程の変更は、できるだけ早め(数営業日前まで)にご連絡いただければ、代替日を一緒に決めます。補講の回数、直前のご連絡になった場合の扱い、途中でおやめになる場合の精算は、ご契約の内容によります。初回にあらためてご確認ください。

社員も一緒に受けられますか。

後継者やキーパーソンの方1名までは、毎回ご同席いただけます。むしろ同席者がいるほうが、社内への展開が明らかに速くなります。第6回と第12回は、社員の方にご参加いただく設計です(実際に使うことになる方を優先してください)。ただし第5回までは「社長ご自身が使う」ことを崩しません。社員に任せる前提で始めると、必ず途中で止まります。

ChatGPT以外(ClaudeやGemini)を使っているのですが。

問題ありません。考え方は共通です。指示の型、資料の読ませ方、確認の置き方は、どのサービスでも変わりません。画面の操作だけが違います。講座ではChatGPTで進めますが、身につけた考え方はほかのサービスでもそのまま使えます。

08

録画・資料・ご質問の扱い。

09

修了時にすること。

最後に、ひとつだけお願いがあります。この12回で最も効くのは、講座の中で作ったものを翌日に一度使ってみることです。使わなかったものは、どれだけよくできていても2週間で忘れます。逆に、一度でも実務で使えば、それは御社の仕組みになります。